Magic Serease
マジック・シリーズ

マジック・ループ マジック・バズ マジック・ブレス

タートルボーンがお届けする「マジック・シリーズ」のご紹介です。
このページは携帯電話からも見やすい様に作成して行きますのでよろしくお願いします。
携帯電話の機能の限界のため、動画はPCから確認して下さい。

マジック・ループ
トロンボーンの「7ポジションマスター」の為のグッズです。

手が短くて第7ポジションにとどかない人や小さいお子さんに。
難しい「替ポジション」の練習に。

マジックループは手が短くて7ポジションに手の届かない人たちのために開発されました。トロンボーンの第7ポジションはテナーバストロンボーンが一般化してからその役割をともすれば忘れられがちです。特に日本人は体格が西欧人に比べて小さいため手も短く、なかなか7ポジションを生かせない状態にあることが多いようです。「7ポジションが使えると何かいいことがあるの?」と考える人が多いと思います。わたしもテナーバストロンボーンのF管を積極的に使う主義で、決してなんでもかんでも7ポジションを使いましょうと言うわけではありません。しかし時と場合によっては7ポジションが必要になってくる。つまり7ポジションを使った方が簡単に演奏できる場合も決して少なくないのです。
 そのまず第1番目は音量の問題です。吹奏楽のトロンボーンのパートの場合フォルテやフォルテシモでHの音を吹くときがしばしばあります。このときバルブの2ポジションで演奏すると多くの場合音が割れてまわりの音とマッチしなかったり、暗いくぐもった音になったりし勝ちです。そこで「第7ポジション」の出番!!!。第7ポジションで吹くとあら不思議。よく響いた抜けた音で演奏できるのです。ちょっとがんばって手を伸ばしてみる価値は十分にありますよね!まわりを圧倒するフォルテシモがこんなに簡単に出るなんて驚きです。
 第2のメリットはHやEのからんだ難しいフレーズがいとも簡単に吹けると言うことです。最も分かりやすいのは、Des(5ポジション)とH(7ポジション)がからんだところです。バルブ2を使うと5ポジションから2ポジションへ動かさなければならないため、どうしてもショックが大きくなってしまいます。ところがHを第7ポジションでとると、・・・・何とスムーズに行くことでしょう。食わず嫌いの第7ポジション!。
 最後にみんなの大好きな、ハイテクニック。超絶技巧の話です。トロンボーンは速い曲が苦手!と思っていませんか?それがさにあらず。フレーズによってはサックスやピアノよりも速く演奏できるのです。スライドという単純な仕組みを逆手にとって、回りをびっくりさせてみませんか?

第7ポジションを使って「くまんばちの飛行」を実際に練習してみましょう。
 この曲は大変な難曲で僕も全曲を演奏するとなると相当の覚悟がいりますが、今回は最初のおいしいところだけピックアップしてみましょう。用意するものはトロンボーンとマジック・ループです。この曲は非常に急速な曲なのでもちろんダブルタンギングを使わなければいけません。指定されたポジションでメトロノームを80ぐらいにかけてシングルタンギングで手に音をなじませてください。最初のフレーズは1ポジションから5ポジションでの半音階の練習です。半音階の手の動きになれてください。
 さあ!いよいよマジックループの出番です。次のフレーズは3ポジションから7ポジションまでのなめらかな動きでつくっていきます。1拍ずつ確実に練習しましょう。手が覚えてきたら、メトロノームを徐々にテンポアップして、シングルタンギングの限界まで練習してみましょう。つぎにそのテンポでタンギングをダブルに切り替えます。そのままメトロノームのテンポををあげて!・・・ほらね!かんたんでしょう!
 ダブルタンギングで速度の限界を感じた人は、もっと上級のタンギングテクニックを使わなければいけません。そのことについてはまた次回のお楽しみと言うことで。「トロンボーンでくまんばち」を合い言葉にハイテクニックにトライしてみてください。
亀谷彰一(トロンボーン奏者)

Great Job !!
これは私たちが以前から待ち望でい
たアイデアです。なんて素晴らしい
アイテムでしょう。私は高く評価し
推薦致します。
Joseph Alessi ジョセフ・アレッシ
(ニューヨークフィルハーモック首席トロンボーン奏者)

マジック・バズ

マジック・バズ「MAGIC BUZZ」。これは金管楽器の練習にとって欠くことの出来ないバズイングの練習のための補助器具です。「ウォーミングアップの時間短縮のために」、「楽器がないときの練習のために」と幅広く活用できます。トランペット用、ホルン用、トロンボーン&ユーフォニウム用、チューバ用と4種類あります。これもハイテクニックには欠かせないアイテムですので是非チャレンジしてみてください。

* 楽器が近くにないとき。大きな音が出せないとき。MAGIC BUZZを使ってまるで楽器そのままの吹奏感で練習することができます。
* 旅行等で練習ができないとき、コンディションの低下を最小限におさえることが出来ます。
*長い時間練習してからしばらく休んだ後また演奏するとき、唇に違和感を覚えることがありま
 す。プロでも「本番の唇」と呼んで警戒する人も多いのですが、このMAGIC BUZZを使え
 ばそれもまったく気にならなくなります。休んでいる間に唇が眠ってしまわないように、たま
 にBUZZするか、演奏する直前に少しだけBUZZするだけで、もとの唇の状態に戻ります。
* 吹奏楽コンクールの待ち時間や、コンサートの直前のステージサイドでの使用など、この
 MAGIC BUZZがあればいつでも最高のコンディションを維持することが出来ます。
*練習や本番に向かうときの車の中で。練習場や本番会場へ向かう道すがら。このMAGIC BUZZ
 で完璧にウォームアップを仕上げてしまえます。
*初心者はMAGIC BUZZをマウスピースに装着して、出しやすい音から上下に音域を広げて
 下さい。